デジタルカメラが出回ったのはいつ頃だろうか。定年となる1999年頃、画素数の少ないのがあった。
同じ頃パーソナルコンピューターも出始めた。数十万円もして手が出なかった。
どちらも定年後に買い求め、使い始めた。
外付けハードディスクに各種ドキュメントと共にデジカメで撮った写真も多数納まっている。
調べると2005年からの山行の写真が沢山残っていた。
懐かしさに見入ってしまったが、全ての山行の写真を見るのは大変である。
印象に残る山行を選びホームページとして作成してみた。
安達太良山に日帰りで登頂するバスツアーがあると聞き、初めて登山ツアーにひとりで参加した。
登山口までバスで連れて行ってくれて、下山後は温泉に入れる。今回は昼の弁当までついていた。
関東甲信越の山は個人的に行けるが交通不便な遠方の山はツアーを利用しようと考えるきっかけとなった。
https://photos.app.goo.gl/UQhxurAfzVcaLTeE7
平が岳はあまり有名ではないが日本百名山の一つ。上越山地のど真ん中で、登るには尾根の途中で野営する必要があると言われる不便な山だ。麓の銀山平に宿泊すれば楽に日帰り可能な皇太子ルートが利用させてもらえるという。
宮原さんの所属する「やまゆりの会」で企画され、誘っていただいたので連れていってもらった。
あいにく雨交じりの曇りで、名の通り穏やかな広い頂上に設置された木道では何人も滑っていた。左写真は頂上近くの卵石で。
https://photos.app.goo.gl/VMcwDnYqBq2FwgY38
初めての本格的登山ツアーに参加。クラブツーリズムの百名山ツアーだった。
22日 千歳空港から稚内まで半日バス移動、稚内泊
23日 礼文島に渡り、花巡りがてら礼文岳(490m)登山。利尻島に渡り宿泊
24日 利尻岳登山。鷲泊コース、双耳峰の北峰に登頂。利尻島連泊
25日 稚内から空路羽田へ。
南峰は風化が激しく登山禁止、この日も遭難者が出てヘリコプターが飛んできた。
23日は曇りだったが、24日の登山は素晴らしい天気に恵まれた。
7月末五竜から鹿島岳の縦走を狙っていたが雨が続きこれ以上延ばせず、五竜岳だけになり未だに無念の感の残る山行。
しかし、8月2日、遠見尾根から五竜小屋に着き外のベンチで一杯飲んでいる時、大谷原の谷にかかる霧の中に自分の影が映るブロッケン現象を見、3日には五竜岳の頂上で日の出を、そして剣岳に映る影五竜(写真)を見ることが出来たのは忘れがたい山行となった。
https://photos.app.goo.gl/jjZV1Xg2GnVmxJVv5
宮本百合子は「浮雲」の中で「一月のうち35日は雨」と書いている屋久島の山に登りたいと思い、晴れる特異日の11月3日を選びツアーに申し込んだ。
ずばり、現地のガイドもこんなに晴れるのは何年ぶりという快晴に恵まれた。
朝6時に安房のロイヤルホテルを出て19時帰着、頂上手前であきらめる人もいるきつい行程ではあったが屋久島特有の岩石を載せる山々を眺めながらの登山は楽しかった。これも好天だったからで、雨だったら麓の屋久杉の森だけで帰りたくなっただろう。
4日は海岸沿いの千尋の滝など観光した。
https://photos.app.goo.gl/Ca3Xc1KS7wjw3q878
海外の4千m超えの山では登り易く料金も安い。アルパインツアー(株)の登山ツアーに申し込んだ。直前の風邪で咳が残り不安だったが無事登ることが出来た。
4月1日:昨夜到着したコタキナバルの市内観光と午後は登山手続きをし、高地順化の為1800mの高原にあるネイチャー・リゾートホテルのコテージに泊まった。
4月2日:1800mの登山口を出発して3300mにあるラバタン小屋15:30到着。小屋の少し下まで熱帯植物が茂り派手な花が咲いていた。小屋の裏は岩山、小屋は2段ベッドでシャワールームもある。
4月3日:1時起床、2時朝食、2時半出発6時半山頂着、頂上に着く前に日の出になってしまった。天気良くのんびりしてから下山。小屋を経由して一気に下り登山口に14:30着。海に面したリゾートホテルに18時着。長い一日だった。
4月4日:昼間マヌカン島に渡りスキューバダイビングやバーベキューをし、
18時の飛行機でクアラルンプール経由帰国の途についた。
https://photos.app.goo.gl/A1ZQsQfK6dcV6vGy5
相川、斎藤、吉田グループと 宮原、細矢グループが偶々同じ日に富士登山をすることが直前に分かり、細矢さんのマイカーでご一緒させて貰うことになった。
1日:7:30金沢文庫発、12:15富士五合目着。快晴の中、13:10登山開始八合目白雲層に17:15着、3200mにあるこの小屋に宿泊。小奇麗であるが蚕棚にぎゅう詰め。
2日:1時起床、1:40出発。風が強く、団体ツアーの一部は登頂を止め下山するという。我々は背を屈めて登り始める。吉田口山頂に4:30登頂、4:50ご来迎を迎えることが出来た。風が強く寒い上に次第に霧となり更に小雨混じりとなる。頂上茶屋の熱いうどんが美味い。
視界の悪い中、6:30下山開始、長ーい下りで齋藤さん足を痛め、六合目で馬に乗る。10:15五合目着。
河口湖の温泉に入浴して帰途につく。終始細矢さんに運転をしてもらい感謝!感謝!
https://photos.app.goo.gl/reo8NFWmkxJwreBx9
この山も百名山の一つである。尾瀬の御池行の夜行バス利用で夜行日帰りが出来る事に気付き、6日新宿22:35発の夜行バスに乗る。
7日、朝5:05会津駒・滝沢登山口で下車、ただ一人で周囲は真っ暗、方角も分からずほの明るく6時前まで待って出発。いきなり階段ではじめは急登なるも全体的にはなだらかな山である。駒ヶ岳から中門岳にかけては多くの池塘が点在し燧岳はじめ日光・会津・越後の山々が見渡せる天上の楽園である。13時には滝沢バス停に下山、15分歩いてアルサ尾瀬の湯に行き15時半のバスまでゆっくり入浴とビールを楽しんだ。渋滞のため横浜着23時。
https://photos.app.goo.gl/p8j1YuF3nE3EJmW7A
「山の映画を見る会」で斜里岳の滝の傍らを登るのを見て行ってみたいと思った。
クラブツーリズムの「道東三山」に参加、予想通り面白かったし羅臼岳にも登ることが出来て満足だった。
21日:羽田から女満別空港に飛び、午後は観光。
22日:羅臼岳に登山。熊にも合わず、天気も良く知床の山々が見渡せた。
23日:斜里岳登山。沢の渡渉を繰り返して登るので靴の中までびっしょり。尾根に出ると霧と強風で寒かった。
24日:雌阿寒岳登山。噴火したての荒々しい岸壁は迫力満点。下山後温泉で休み、夜の飛行機で帰途についた。
https://photos.app.goo.gl/FhYYWvAUvbMCgQZv5
この2座は共に百名山であるが「スカイサン」「ホタカヤマ」と読める人は多くない。尾瀬の入口・戸倉から大きく見える武尊山は以前から気になっていた。あるHPでペンション「てんとう虫」が沼田駅、上毛高原駅、各々の登山口への送迎をするという記事を見た。10月3日の夕方JR沼田駅に迎えてもらい、2泊して両座を登った。
4日:皇海山登山、かつては足尾側からゴジラの背のような庚申山を越えて入る大変な山だったそうだが、近年西側の不動沢コースが開かれ日帰り可能となった。
6時送迎車出発、登山口・皇海橋7:15出発、山頂9:45~10:20、皇海橋13時着。
沢筋から尾根に出ても樹林で眺望はない。庚申山や日光の山々、赤城山が見えた。
5日:武尊山登山、6時奥さんにスノーバル・オグナスキー場まで送ってもらい、6:15スキー場の脇を登り始める。7:30前武尊(2040m)を過ぎると足場の悪い岩場が続き緊張する、しかし眺めは良い。8:40家の串、9:05中ノ岳を経て山頂に9:45到着。今日初めて別ルートから登ってきた人と出会う。360度の眺望を楽しみ武尊スキー場へ向け10時半下山開始。こちらは草原状の尾根、途中から白樺やブナの明るい森で一気に下り、スキー場下に13時到着。迎えの車で宿に帰り入浴をしてから沼田駅に送って貰った。
https://photos.app.goo.gl/kTcL9dwCxteBHRCu9
20,21日に1泊2日でふれあいの道の群馬県17,18,19番の予定だったが仕事の都合で21日が休めなくなり、20日の朝6時仲間達を横浜駅で見送った。帰宅するのも癪に障りその足で滝子山に向かった。中央線で初狩や笹子に近づくと、どっしりした山容がいつも気になっていた。笹子駅9時01分着、20号線を歩き出し、”笹一”で帰りの酒を買った。
南陵コースをとるが初めは連続する滝沿い、最後の大きなナメ滝を過ぎると尾根に出る。気温が低くグネグネした変わった霜柱(後に植物のシモバシラと知る)が珍しい。山頂に12:40着、富士山が素晴らしい。初狩駅への下りは紅葉が盛り、15:30駅に到着した。帰りは中央線が事故で相模湖から橋本までバスの代替え輸送にぶつかった。
帰宅は20:30。31、000歩あるいた。
https://photos.app.goo.gl/pafkvAUtAAVfPpx3A
ミヤマキリシマが山を染める頃地元の旅行会社が登山ツアーを企画することを吉田千代さんから聞いて狙っていた。紫朋会の横井さん、ふれあいの道の宮原さんと3人で参加した。岩だらけの山はピンクに覆われ天気もまずまずで素晴らしい山行だった。
7日:飛行機で鹿児島空港へ飛び、午後はえびの高原の自然探求路などを巡った。
8日:えびの高原登山口8:55発、韓国岳を経て高千穂河原へ縦走、14:40着。
韓国岳に至る稜線や山頂の周りにミヤマキリシマの株が点在し花が盛りであった。
新燃岳(1421m)は活火山で2011年の水蒸気爆発は世間を驚かし、登山禁止となった。
獅子戸岳~中岳は火口やカルデラの縁の岩稜の連続で大自然の息吹を感じた。
9日:坂本龍馬がお竜と登った高千穂峰登山。8:40高千穂河原・古宮址出発、荒々しいガレ場、火口縁を登り10:15頂上着、砂走を下り11:40下山。13時ホテルに戻り17時空港
へ。19:05の飛行機で帰途につく。宿泊は霧島ロイヤルホテル。
https://photos.app.goo.gl/dXRoRmpGKx4U1DY47
ロープウェイ利用で茶臼と朝日に登る積りだったが、バスで乗り合わせた人が三本槍に行くという。急遽三本槍岳からの縦走に変更する。道の駅に呼んであったタクシーに便乗してマウント・ジーンズ・スキー場まで行き、ゴンドラ頂上駅10:00出発。三本槍岳12:00着、下山路を間違えたりザックを忘れたりして13:25発。清水平、熊見曽根を経て朝日岳14:45着。峩々とした尾根を急いで15:50茶臼岳到着、16:24の最終ロープウェイに間に合った。
急な予定変更や三本槍岳での不注意が重なり大変な山行となった。反省!
https://photos.app.goo.gl/ptPEdteGAXj9ykhx5
紫朋会ハイキングの会の更科さんが車を出すということで根本さん、鈴木さんと4人で予てより私の希望していた苗場山に登った。
11日:8:30八王子駅で更科さんの車に合流し、塩沢で昼食や鈴木牧之記念館を見学した後、宿泊予定の秋山郷の屋敷温泉・秀清館に16時到着。昼頃から強雨。
12日:雨は上がり雲はあるが天気は良くなりそう。5:00出発、車で小赤沢林道三合目(1350m)まで登る。泥んこ道を5:40歩き始め、五合目(1580m)7:10、七合(1510m)8:20、池塘のある九合目(2000m)9:15~9:30、頂上(2145m)10:00着・昼食・10:50発。三合目駐車場に14:15着。水溜まりで泥んこの靴などを洗い帰途に着く。
昨日の大雨とは打って変わった良い天気に恵まれ、谷川岳や妙高山など信越の山々、日光連山、はるか北アルプスまで見える素晴らしい山行となった。
ただ、3連休の最終日とあって関越道は渋滞、埼玉の更科さんには悪かったが横浜の3人は高崎で降車、湘南新宿ラインで帰った。
https://photos.app.goo.gl/dZHJnnRNaLJg4ui28